2012年4月27日金曜日

大倉高原レポート№8

大倉高原レポート№8 4月27日

 午前中は、雨が降っていましたが、午後からはあがりました。行きつけのラーメン屋(秦野市菩提の福福)で腹ごしらいをした後、大倉高原を目指しました。
 気温が20℃を越し、ヤマビルの出現が心配されたので、塩を靴にかけてから、歩き始めました。
 観音茶屋に到着したとき、急に貴重品を車に忘れたことを、思い出しました。残念ながら、今日は、ここで引き返すことにしました。

ギンラン
 
シュンラン
 
キランソウ
 
ツボスミレ

2012年4月22日日曜日

大倉高原レポート№7

大倉高原レポート№7 4月22日

 戸川公園で、表丹沢の開山祭が行われました。山開きの神事では、山の安全を祈願した「開山の鍵」が、秦野市長に神職から手渡されました。アルプホルンや和太鼓の演奏もあり、盛況でした。
 登山者の出発式もとどこおりなく行われ、塔ノ岳を目指して歩き始めました。山伏の先導により、大倉登山口まで、法螺貝の音を聞きながら進みました。登山口に着きますと、山伏から清めの御香が手渡され、両の手で御香をすりこみ気持ちを新たにしました。
 大倉高原山の家では、入り口の丹沢の門には飾りもつけられ、紙吹雪の歓迎をうけました。小屋主の夏目さんは、自らお餅もついて、登山者にふるまっていました。
 この日出会った花は、イカリソウ、ヒトリシズカ、ヤマルリソウ、ミミガタテンナンショウ、クロモジ、ウマノアシガタ、スミレ、オオシマザクラなどで、これらの花たちも開山祭を祝っているかのようでした。

戸川公園
 
神事
 
大倉登山口
 
大倉高原
 
餅つき
 
 
 

2012年4月12日木曜日

大倉高原レポート№6

大倉高原レポート№6 4月12日

 大倉バス停前のソメイヨシノの古木も満開になり、数人の観光客が眺めたり、写真を撮っていました。
 今日は、少し歩きますと汗ばむほどの陽気になりました。この気温で春の草花が一気に咲きそろった感じがしました。
 歩き始めて直ぐの場所で、一人の登山者が何か写真を撮っていました。近づいてみますと、それはヒトリシズカでした。7日に歩いた時はありませんでしたので、ここ2、3日の間に咲き出したと思います。
 大倉高原山の家の手前に来ますと、クロモジがたくさん咲いていました。足元にはエイザンスミレも一輪咲いていました。小屋に着きますと、一人の男性がキャンバスに向かい、ここからの眺めを描いていました。そう言えば、夏目さんが命名し、雑事場に設置した大観望の新しい看板が、早速、この男性の絵心を誘ったのかも知れません。大観望の名前で、この場所に訪れる登山者が増えることを願うばかりです。

ヒトリシズカ
 
アブラチャン
 
クロモジ
 
エイザンスミレ
 
マメザクラ
 
 

2012年4月7日土曜日

大倉高原レポート№5 

大倉高原レポート№5 4月7日

 歩き始めてすぐ、登山道の法面にヤマルリソウが咲いているのに、気がつきました。この季節、丹沢でよく見かける花の一つです。花の色に微妙な変化があり、薄ピンクなども見かけます。
 いつもの観音茶屋で一休み。今日も登山者が多く、この時間(12時過ぎ)になるとたくさんの下山者が、この茶屋の前を通過して行きます。重田さんは、そのすべての登山者に対して「お帰りなさい」等、必ず声をかけています。なかなか出来ないことだと思います。堀山の家の”ナッちゃん”が、重田さん夫妻は観音様のような人だと言っていましたが、私もそのように感じました。
 大倉高原山の家に近づきますと、クロモジやピンク色のウグイスカグラ、ヤブツバキなどの花が目を楽しませてくれました。クロモジは、まだ一分咲きですが、来週辺りから見ごろになると思います。それにしても、ここのヤブツバキは見事でした。花の付きがよく、花も大きくたいへん綺麗でした。思わず立ち止まり、見とれてしまいました。
 堀山の家まで登った後、帰りにまた大倉高原山の家に立ち寄って、休んでいましたら、夏目さんが、上がってきました。七輪でお湯を沸かし、さっそくおいしいブルーマウンテンをご馳走になりました。今日は、キャンプ場もにぎやかで、4張りほどのカラフルなテントが並びました。
シュンラン
 
ヤブツバキ
 
キャンプ場
 
ウグイスカグラ
 
ヤマルリソウ
 
クロモジ

2012年4月1日日曜日

大倉高原レポート№3及び№4

大倉高原レポート№4
4月1日
秦野ビジターセンターに寄った後、大倉高原へ。登り始めてすぐにシュンランが出迎えてくれました。さいさき良いスタートとなりました。
スミレやセントウソウ、ミミガタテンナンショウなどの草花を見ながら、のんびりと登りました。
いつもの観音茶屋で一休み、ちょうど茶屋で休んでいた山内さんらと雑談、塔ノ岳山頂は-5℃と言っていました。雪は殆ど無かったそうです。
 大倉高原山の家に13時7分到着。小屋の中に入り、少し遅い昼食をとりました。この山小屋は昭和27年に建てられたそうですが、まだしっかりとしています。なかなか雰囲気のよい山小屋です。壁には私の好きな野生のランの写真が飾られていて、聞けば昔夏目さんが上高地で撮影した1枚とのことでした。夏目さんの撮影した写真を何枚か見せていただきましたが、それはプロの腕前でした。
 ところで、水場のタゴガエルの卵は無事に孵化したようで、ほとんど居ませんでした。

昔、夏目さんが上高地で撮影したショウキラン 小屋の中
 
 
シュンラン

観音茶屋
 

大倉高原レポート№3
       
3月24日土曜日、午後から大倉高原山の家へ。
観音茶屋で休んでいましたら、急にドシャ降りの雨になりました。御蔭で濡れずにすみました。
この茶屋で1時間ほど雨宿りをしました。
小降りになったところで、茶屋を出ました。
大倉高原山の家の手前で、可憐なスミレが二輪咲いていました。
来る途中でもシュンラン、ミツマタ、ミミガタテンナンショウ、ヒイラギ、アセビなどの花を見ました。
水場のタゴガエルの卵は順調に育っていました。卵の中のオタマジャクシも元気に動いていました。
今日はキャンプ場に三張りのテントが並びました。夕方になり雨も上がり山の家は賑やかになってきました。
春分の日も過ぎ、だいぶ日没が遅くなりました。ボッカ頼さんと私は、17時10分に下山しました。

ミツマタ
 
タゴガエルの卵塊
 
大倉登山口にある半鐘
 
シュンラン