2012年7月21日土曜日

大倉高原レポート№25

大倉高原レポート№25 7月21日(土)

 昨日(20日)は、雨の中、秦野市内の里山へマヤランの写真を撮りに行きました。目立たない場所に2株咲いていました。
 今日もすっきりしない天気で、大倉尾根は霧におおわれていました。登山口のヤマユリは、ちょうど見ごろで、美しく咲いていました。大倉高原山の家にあるヤマユリは、まだ蕾で、開花は来週頃ではないでしょうか。
 以前から気になっていました、登りはじめの場所にある草花の名前がやっと分かりました。1年前には、調べて分かっていたのですが、すっかり忘れていました。登る前に戸川公園の県立秦野ビジターセンターに寄り、調べましたところ、どうやらムラサキニガナであることが判明しました。目立たない花なので、殆どの登山者は気がつかないか、興味のない花ではないでしょうか。私もすぐに忘れることから考えますと、大同小異です。
 いつものように観音茶屋に寄り、ミルクプリンとコーヒーを飲んでいますと、常連の田口さんが店に入って来ました。今日も塔ノ岳まで登り、いま下ってきたところです。いつもながら、その健脚振りには感心させられます。今年喜寿を迎え、一層元気になった感じがします。お話を聞けば、近いうちに白馬岳を予定しているということで、今日は、10キロ近い荷物を背負い訓練を兼ねた登山とのことでした。
 雑事場に来ますと、一層霧が濃くなり、フラッシュをたいても、写真は薄暗くなりました。駒止の下部で鹿を見ましたが、その写真はシルエットのようになりました。でも私は、この霧の尾根歩きは趣があり、好きです。
 14時に今日の目的地である堀山の家に到着しました。いつもならたくさんの登山者がベンチに腰掛、賑やかなのですが、この時は、誰も居ませんでした。静かな堀山の家でした。
 15時30分に下山。大倉高原には16時20分ごろ着きました。キャンプ場には、2張りのテントがありました。既に山小屋の夏目さんも来ていて、忙しそうにしていました。今日は、高校生のキャンプ合宿などが予定されていて、キャンプ場は賑やかになりそうです。

ヤマユリ

ヌスビトハギ

霧の登山道

シロバナイナモリソウ

堀山の家

ヤツワクガヒル

大倉高原キャンプ場

大倉高原山の家