2012年6月10日日曜日

大倉高原レポート№16 

大倉高原レポート№16 6月10日(日)

 いつものように大倉口から登りはじめました。すると前方から秦野ビジターセンターの職員さんが下りてきました。少し立ち止まり話をしました。大倉高原周辺を歩いてきたとのことでした。手には細かく記入された自然情報の記録紙を持っていました。途中で観察してきたという植物の情報を聞くことができました。
 観音茶屋の手前で、タツナミソウのような花を見ました。おそらくヤマタツナミソウではないかと思いました。
 観音茶屋に着きますと、ちょうど青木先生が居て、椅子に腰掛けコーヒーを飲んでいました。挨拶をした後、私は小屋の中に入り、特製プリンを注文しました。プリンを食べていますと、重田さんから、近くで咲いている青い花は何かとの質問がありました。どうやらここに立ち寄ったお客さんから質問されたようで、私は、先ほど見たタツナミソウではないかと思い、恐らくタツナミソウですと答えておきました。
 観音茶屋を出て、直ぐに前方から山川さんが下ってきました。挨拶をして直ぐに分かれました。
 分岐は右回りで登って行きました。雑事場の所に来ますと、大倉高原側から小さめのリュックを背負い、夏目さんが近づいてきました。聞けば、これから運動がてら、駒止辺りまで、歩くと言うことでした。それではと、私も同行することにしました。夏目さんは軽快に登って行きましたので、少々私は息がきれました。やはりベテランにはかないません。一本松を過ぎたところで、前方から中島さんら4人が下ってきました。彼らは、大倉高原にも寄るということなので、ここで夏目さんと私は、一緒に折り返すことになりました。
 大倉高原山の家からの眺めは、この日も素晴らしく、大島や利島、式根島まで見通せました。山側は、いまにも雨が降りそうな空模様でしたが、南側は晴れ渡っていました。小田原方面もよく見えました。いつ来ても素晴らしい大倉高原でした。

 この日見ました草花は、サワギク、ウツギ、コバノガマズミ、スイカズラ、タツナミソウ、サイハイランなどでした。キンランとササバギンランは花を落としていました。

ヒカゲチョウ

ヤマタツナミソウ

スイカズラ

サイハイラン